ハイタク情報電子版は、ハイヤー・タクシー業界の最新ニュースをお届けします。

ハイタク情報電子版は、タクシー、ハイヤー関連の最新ニュースや最新情報を掲載しているハイタク情報サイトです

濱関東運輸局長が定例会見で白タク解禁に見解

2015/10/21(水)

 濱勝俊関東運輸局長は21日午後、定例記者会見を開き、安倍首相が白タクを国家戦略特区で認めるよう指示した発言に関して、二種免許や道路運送法による安全の確保が有償運送の基本との見解を示し、次のように話した。
   ◇白タク、安全性が有償運送の基本
     「そのための事業法や二種免許」と話す

 【総理の白タク解禁発言について】制度の話なので国土交通省の本省で意見を出すと思う。発言があったというニュースは我々も知っている。国土交通省の基本スタンスは、タクシーでなぜ事業法があったり二種免許を求めているのかというところが原点。反復・継続して長時間にわたりサービスを提供していくというのが有償運送の基本。どうしても、一般の免許の人が乗っているのとは違う運行形態を元に事業用自動車を運行しているのが実態。そういう中で少しでも安全性を高めていくという観点から事業法はあり、警察の立場で言えば二種免許がある。それが基本スタンスと理解しているが、ああいった形で議論が進んでいくと思うが、国土交通省の立場としては従来の主張をしながら検討していくと、個人的に思っている。警察交通部の審議官を務めた時も、国会質疑でこういう問いがあったが、やはり道路交通法を所管する警察の立場としても、事故を起こされたら困る。運行の実態が申し上げたようなものである以上、それに合った安全についての機能を求めてもらうのが運転免許制度の二種免の趣旨。そうしたことがきっちりと確保されていくことが重要というのが警察としての当時のスタンスであり、その後、変わったということもないので、そこが大きなポイントとなってくるだろう。
   ◇京浜特定地域協、早くの地域計画策定を
 【京浜地区特定地域協議会】管内で唯一、特定地域に指定され9月30日、第1回協議会が開催され、設置要綱改正や今後の進め方について議論された。早く特定地域計画が策定できるよう、関係者が一丸で検討し進むよう望む。運輸局は引き続き、情報提供、助言し積極的にサポートしていく。
 【運転者登録制度】サービス水準と質の向上をねらいに全国的に拡大された。きちっとサービス水準が向上されて、安全、利便性が高いものとなることを望む
 【局長着任後の動向】10月8日に関ブロ総会があり、各都県協会役員らと意見交換した。都市部とそれ以外では置かれている立場も違い、公共交通機関として、地域の足をどうするのか等、ひととおり話せたことは良かった。管内支局の巡視は、東京と神奈川を10月前半に終えて、昨日は群馬支局で各モードの事業者が集まり個別課題について意見交換する機会もあった。11月前半までに全ての支局をまわる。都市以外の地域の課題も、タクシー事業者と議論を深めたい。高齢化によって運転免許返納が増え、認知症検査の強化もあり、2年後くらいには地域の足をどうするか、という議論は避けて通れないだろう。

   ◇その他ハ、準特指定解除、距離短などに関し
      山本自動車交通部長が見解述べる

 タクシー関係の質問事項には山本英貴自動車交通部長が対応し、管内の準特地域の指定解除、その他ハイヤー、距離短縮などについて次のように述べた。
 【準特定地域指定解除】10月1日付で管内の北総交通圏、南房交通圏が指定解除となった。理由はいずれも日車実車キロと営収が13年度と比べて上回ったこと。2地域では引き続き、タクシーが地域の足として指示され公共交通機関としての役割を果たせるようサービス向上に努めてほしい。適正化・活性化を進めなければならない状況を脱出できたのはある意味、事業者の努力が実を結んだものだ。
 【管内の「その他ハ」からタクへの用途変更】◇用途変更届出状況…特別・武三1社6両▽京浜1社8両▽県南中央1社5両▽京葉1社2両▽千葉1社1両▽北総3社15両▽計8社37両。改正法で「その他ハイヤー」はタクシーと同じ扱いとなった。用途変更をやるやらないは各社の経営判断。(以前のような事前監査制度について)本省から示されていないが、適切に連携して対応したい。(期間限定休車は)制度に従って運用する。検討出来ることがあれば検討する。
 【初乗り距離短縮】新しいタクシーのあり方検討会で有識者の意見を聞きながら進めており、8月に中間とりまとめで必要性が明確化された。23日にWGを開き実証実験の詳細の検討に入ると承知している。東タク協でもプロジェクトチームで検討していると聞いている。WGの議論や実験を踏まえて、本省と適切に連携して色々な課題に取り組みたい。
 【運転者登録制度】10月1日から登録を行っており、管内では新たに8地域が登録制度適用となった。いずれの地域でも順調にスタートしていると聞いており運用に支障はない。適切に指導等を行いたい。
 【羽田空港関連】定額運賃は利用回数、収入ともに増加傾向にある。国際線乗り場はUD・ワゴン車専用レーンも設置され、高齢者、障害者、子連れ利用客、荷物の多い旅行者のサービス向上に資すると考える。オリンピック・パラリンピック開催に向けて更なるサービス向上が図られることを期待したい。深夜・早朝のバス利用者も着実に増えており、飛行機の増便に合わせて深夜バスも25日から増やすことで対応する。

リンク

動画